イラストのレシピ@リニアさん

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原画/ラフ。

1.下絵を描きます。

下絵描きます。
気に入らなかったらガシガシと投げ捨てます。
このポーズなら描けるかも?と思ったら、
自分でポージングしてでも描き上げましょう。
それでこそ絵描き!(えぇー

とにかく描きます。上下関係とかも分かるよう、パーツを頭の中で組み立てられる状態にしておくことが大事です。
コレを怠るとあとから「この部分は一体どーなってるんだ?!」と頭を抱えることになります。

普段はA4のプリンタ用紙に殴り書きするので、
裏返して光に当ててみて、変なところがないか(バランスが崩れていないか)
を確認します。
コレをやらないとボロボロです_| ̄|○

まずは大雑把にアタリを付けて、「この辺に頭があって…こんなポーズで…」を考えた後、
徐々に細かく肉付けしていきます。
たまに何も考えずにいきなり細かく描いたりします。

コレでおっけー!ってなってから、
再度見直しましょう。薄い線はスキャンで潰れることがあるので濃くしておいたり。
何本も線が描かれて太くなっちゃってるトコロとかは細部を明確にしておきましょう。
イメージ大事。


取り込む

2.スキャナで取り込んで下準備。

何事もなくスキャナを使って取り込みです。この時の解像度は120dpi/グレースケールです。
取り込んでから200dpi/RGBカラーに変換しておきます。
後から輪郭線を描くときに、1pxの線がキレイに乗らなく太く見えてしまうので、目安として200dpi。
写真/印刷レベルでも見劣りしない精度を求める時は300~360dpi辺りまで解像度を引き上げます。
600dpiの解像度だと普通にメモリが足りないのでやりませんw

ワタシの方法の場合、原画は「参考にするだけの絵」なので、
荒く取り込んで参考として使うだけです。
以降のSTEPで、全面PC上で書き直しをします。
ペン入れできるヒトならその作業要らないんだろうなー。ウラヤマシイ。

スキャンして取り込む場合、自動補正などをOFFにします。
ヒストグラム表示で、階調が崩れない程度にトーンカーブを合わせておきます。
最終的に実線か仮の線かが判別できればよいので、後は見やすいように濃い目の設定にしておきます。

背景真っ白だと目によろしくないので、
軽く色を付けて背景と別のレイヤで薄く重ねておきます。
自分がよくやるのは、輪郭レイヤの線を青で塗っておき半透明で乗算。背景に暗い水色でベタ塗り。


一通り塗り+輪郭+パーツ分け

3.取り込んだ絵をパーツ毎に分けます

1つのパーツは一つの部品。完全な前後関係が分かれば手前になる部分からパーツ分けをしていきます。
パーツ分けしながら、そのパーツの輪郭・ベースカラーを塗っていきます。
前後関係が分かって平行するパーツについても、それぞれレイヤに重ねて分けます。

フリーフォームペンツールを使って領域を作っては「パスの塗りつぶし」と「パスの境界線を描く」を連打し、
輪郭用レイヤに輪郭線を、パーツ用レイヤに塗りつぶし部分をまとめていきます。

レイヤ分けした後はこんな風になります。

レイヤ一覧(1)レイヤ一覧(2)


色あわせ。

4.色あわせ。

最終的な完成形をイメージして、色を置いていきます。
ここで完成形がイメージできないと致命的です。引き返しましょうw

色合いと周囲のバランスを見ながら、同系統の色を使いすぎていないか
色が主張しすぎていないかをチェックしときます。
できれば明るさまでを仮置きしてみるのがヨイです。


影を塗る。

5.影を塗る

一通りパーツの分解が終わってるので、ここからがステキに楽しい作業です。
パーツごとに影を"テキトーに(コレ重要)"おいていきます。
この辺はどーだったかなーと振り返りつつてきとーに。

この辺が自分の本能に任せて塗ってるんで、ある意味オリジナリティの出るところかと。

影の色は、パーツや元の色を考慮しながら考えます。
(白いパーツであれば影の色は薄い青、など。)


ハイライトを付ける。

6.ハイライトを描き込む。

影を付けた後は、明るいトコロも際だたせます。
ただしあまり強くハイライトを当てると鋭いイメージを与えるので、
セル塗りの場合は注意。


背景を考える

7.背景を考える

んー…本来ならば原画の部分で考えておくコトなんですが毎回忘れるのでココで背景を付けます。
エフェクトの使いすぎで、「コレとコレを組み合わせればすぐにできるー」的なモノは避けます。

この辺は…企業秘密が多すぎるのであまり多くは言えませんw
しかも他のCG講座でやってない…w
ヒントは、沢山のフィルタを何個も重ね掛け+レイヤ描画モードの組み合わせです。


仕上げちゃん。

8.仕上げと文字入れと背景・前景等の調整

というわけで文字入れと最終的な調整です。
色合いをメインに。
絵のバランス自体は原画取り込み+パーツ分けの部分で見落としが無ければ
この段階まで引きずることは無いはずなので。

一通りエフェクトで埋め尽くしたら終了です。
おつかれさまでしたー。

Author: tkm / せかんどすたいる